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砂場消毒工事

安全でコストパフォーマンスの高い蒸気砂場消毒

日研は、子供たちが安心して遊べる砂場環境作りを目指します。

近年、砂場の汚染が問題になっています。
犬、猫等の排泄物によって汚染された砂は、抵抗力の少ない子供たちにとってたいへん危険です。
子供たちが健やかに遊べる環境作りのために・・・。
砂場・土壌の消毒工事は日研にお任せください。

薬品を一切使わず、水道水だけを使用する蒸気による安全な熱消毒で、消毒終了後は水で冷却すればすぐに使用できます。
広い面積を短時間に効率よく消毒できますので、砂の入れ替えと比較して3分の1以下の費用で施工できます。
ボイラには燃料タンク・発電機をセットしてありますので、水道に接続するだけで運転が可能で、運転はすべて自動で行いますので安心です。
ボイラは移動に適した多管貫流式構造の高圧式ボイラで、公的機関の検定合格品ですので安心してご使用いただけます。

砂場消毒の手順

準備
  • 異物を除去する
    消毒の前に動物の糞、危険物などをふるいにかけ取り除き、蒸気の浸透を容易にするために30cmくらい耕します。
準備
NEXT
前処理
  • ホジソン式蒸気ノズルの設置
    耐圧ゴムホースにホジソン式蒸気ノズルを接続し、砂場に埋め込み、設置します。
ノズルの設置
  • シートを掛ける
    砂場の上に被覆シートを掛け、シートの端面と中央の数カ所に重し用のくさりを置き、シートのふくらみと蒸気の漏れを防ぎます。
シートを掛ける
NEXT
運転
  • 消毒
    蒸気は耐圧ゴムホースで蒸気ノズルに送られ、蒸気ノズルの噴出孔より最高1Mpaの圧力で下方に噴出し、被覆シート内に均等に蒸気が充満し、砂の温度が上昇します。砂場内温度を80度以上に維持することにより、雑菌を完全に死滅させることが可能となります。
消毒
NEXT
工事完了
  • 完成
    消毒薬剤使用工法に比べ、薬害による人体への悪影響の心配がなく、安心です。冷却でき次第、すぐにご使用いただけます。冷却するには、シートを掛けたまま放置して冷却するか、又は散水して冷却させ、完了いたします。
消毒完了

砂場の消毒は定期的に

砂場は回虫や大腸菌が繁殖しやすいので、定期的な砂場の除菌をおすすめします。

砂場には、人体に害を及ぼす回虫・大腸菌が潜んでいます。
専門機関の協力を得て、砂場や鉄棒、ブランコ、つみきなど、園児の大好きな遊び場のまわりにはどんなバイキンがいるのかテストをしてみたところ、その結果、砂場では、食中毒の原因菌であるセレウス菌や、糞便性大腸菌群などが検出され、1グラム当たり100万個以上の一般細菌が検出されました。
人(特に小児)への感染は、犬猫が排便する公園の砂場にある虫卵を、口から摂取した場合におこります。

オプション

光触媒抗菌砂

光触媒とは、光を当てることで、強い酸化作用を起こし、消毒処理を行う物質です。実際に病因の手術室を光触媒加工し、消毒をしているところもあります。
その触媒を砂に高度光触媒加工したものが「RC-B抗菌砂」です。
砂場に抗菌砂を混ぜることで、光触媒の作用を利用して太陽の光を当てるだけで自然に抗菌処理が行われるのです。

作業前・作業完了後の分析

食品衛生検査指針・微生物編に準拠し、糞便系大腸菌群の試験、トキソカラ属虫卵の検出等を行います。
試験結果は、試験成績報告書にてご報告いたします。
試験成績報告書


砂場消毒工事費用の目安(大阪府内の場合)

項目 単位 価格
砂熱処理(深さ30cm) 1式 80,000円
異物除去及び処分費(深さ30cm) 1式 40,000円
機材損料(日研HPS消毒機200V) 1式 10,000円
※15m2を超える場合はm2単価計算になります(@5,000円)。
※大阪府外の場合は、別途交通費が必要となります。

分析費(オプション)

項目 単位 価格
サンプリング費(作業前・作業完了後) 2回 10,000円
糞便性大腸菌群(作業前・作業完了後) 2検体 20,000円

抗菌砂散布(オプション)

項目 単位 価格
RC-B抗菌砂(光触媒抗菌1m2あたり20kg) 1m2 5,000円
施工費 1m2 1,000円